神仏霊場巡拝の道 17番 大安寺へ
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大安寺(だいあんじ)は、奈良市中心部にある高野山真言宗の仏教寺院。本尊は十一面観音。開基(創立者)は聖徳太子と伝える。南都七大寺の1つで、奈良時代(平城京)から平安時代前半は東大寺、興福寺と並ぶ大寺であった。 |
| かつては
←こんな大伽藍でしたの図
(3年前に撮った写真を引っ張り出してきたのでぼやけてますが…)
奈良時代には東西二基の七重塔も存在していた立派な伽藍でした。
現在の大安寺にはその面影もなく、数体の木彫りの仏像が残るのみ…
南大門の東側には先ほど見かけた推古天皇社も見えます。↓
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南大門跡本堂 本尊は十一面観音です。
内部拝観は有料です。(収蔵庫の拝観含みです。)
御朱印護摩堂傾きかけてますな…嘶堂秘仏 伝馬頭観音(千手観音 重文)の開帳は3月と…
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大安寺の旧本尊・乾漆造釈迦如来像は「資材帳」に天智天皇発願の像と記され、名作として知られていた。平安時代末期の保延6年(1140年)に南都の諸寺を巡った大江親通の『七大寺巡礼私記』は、薬師寺の本尊像(現存、国宝)についての記述のなかで、「薬師寺の本尊像は優れた作だが、大安寺の釈迦像には及ばない」という趣旨のことを述べている。平安時代末期に和様彫刻様式を完成させた仏師・定朝も大安寺の釈迦像を模作したことが知られている。この釈迦像も今は失われ、見ることができない。