鬼の舌震(おにのしたぶるい)

出雲風土記 仁多郡条>戀山 郡家正南23里。古老 傳 云下「和爾、戀 阿伊村坐神玉日女命 而、上到。

爾時、玉日女命、以石 塞川。不得會所戀。」上 故、云「戀山」

戀=恋です。
古老が伝えるとこには、和邇が阿伊村におわす神 玉日女命に恋し、川を遡った。
玉日女命は岩をもってこれを塞ぎ、会えずして恋し所なり。故に恋山という。
舌震(したぶる)は"したう"から来ているという伝説があります。